仮想通貨の基本

トラベルルールとは?BINANCEへの送金はどうなる?【完全解説】

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トラベルルールってなんですか?

仮想通貨が送金できなくなったりするんですか...?BINANCEの資産は大丈夫...?

まずは、安心してください。

送金できます。BINANCEの資産も安全です!

 

2022年4月1日から、仮想通貨の新しいルール『トラベルルール』が施行されました。

トラベルルールってやばそうな名前が付いていますが、要は「送金時に送金先の情報を教えてね~」っという簡単なやつです。

それでも、きっと不安を抱えている人が沢山いると思います。

そんな不安を解消できるように、実際にbitbankとBINANCE間の送金をやってみた結果を共有します!

 

さっくん

この記事は以下のような人におすすめ!

  • トラベルルールについて知りたい!
  • 国内取引所と海外取引所の送金への影響について知りたい!

この記事を読めば、「トラベルルール」について理解でき、今後も安心して送金ができるようになりますよ!

 

トラベルルールとは?

 

2022年4月1日から国際的な送金ルールとなる「トラベルルール」が施行されました。

 

トラベルルールとは?

「利用者の依頼を受けて暗号資産の出金を行う暗号資産交換業者は、出金依頼人と受取人に関する一定の事項を、出金先となる受取人側の暗号資産交換業者に通知しなければならない」

 

つまりは、取引所から仮想通貨を送金する時は、受取人の情報も教えてね!」ということです。

 

送金禁止とかではないのね...良かった...

 

トラベルルールの目的は、テロリストその他の犯罪者が自由に電子的な資金移転システムを利用することを防ぎ、不正利用があった場合にその追跡を可能とすることです。

 

何か問題があった時に、私たちユーザを守るためのルールとなっています。

 

では、受取人のどんな情報が必要となるでしょうか?

必要な受取人情報

  • 受取人が送付依頼人本人か否か、送付依頼人本人でない場合は受取人の氏名(法人の場合は名称)に関する情報
  • 出金先の暗号資産交換業者等の名称

 

意外ととてもシンプルな内容でした!

このくらいなら自分自身に送金するときは問題なさそうです。

 

また、トラベルルールに対応するかは取引所により異なるようですが、国内の主要取引所はトラベルルールに対応しています。

 

bitbankからBINANCEに送金してみた!

 

トラベルルール適用後どのように手順が変化するのか、実際に国内取引所のbitbankから海外取引所のBINANCEに送金してみました。

 

ここから各手順を画像付きで解説していきます。

 

BINANCEのアドレスを確認する

 

右上の①「ウォレット」をクリックします。そして②「ウォレット概要」を選択しましょう。

 

 

ウォレット概要が表示されたら、右上の③「入金」をクリックします。

 

 

入金方法は④「仮想通貨を入金」をクリックします。

 

 

入金画面が開いたら、⑤「通貨」にて送金したい仮想通貨の種類を選択します。

今回は、リップル(XRP)を送金します。

 

⑥「ネットワーク」で、どのネットワークで送金するかを選択します。

⑦「アドレス」⑧「MEMO」に英数字が表示されるので、コピーしておきます。

 

以上でBINANCEの操作は終了です。

 

仮想通貨を送金する

 

bitbankにログイン後、右上のアカウントから①「出金」をクリックします。

 

 

出金一覧が表示されるので、出金したい通貨の②「出金」ボタンをクリックします。

 

 

BINANCEでコピーしたアドレスを③「アドレスを選択」に入力します。

 

 

ここで、トラベルルールに従い受取人情報を入力することが要求されます。

画面に従い④「続ける」をクリックします。

 

 

受取人情報を記載します。送金先はBINANCEなので、⑤「取引所・サービス」を選びます。

どこの取引所・サービスなのかを選択する必要があるので、⑥「Binance.us」を選択します。

受取人は自分自身なので⑦「本人」を選択します。その後、⑧「確認」をクリックします。

 

さっくん

bitbankでは、取引所・サービスは選択式でした。

普段日本人が利用するBINANCEは日本語版のbinance.com/jaですが、ここではBinance.usを選びましょう。

 

 

間違いがないことを確認し、⑨「確定」をクリックします。

 

 

自動で元の送金ページに戻りますので、⑩「アドレス」⑪「数量」を決定します。

間違いがないことを確認し、⑫「引出内容を確認」を選択します。

 

その後、ワンタイムパスワード・電話番号認証・メールアドレス認証を実施し、送金できます。

 

出金申請から出金完了までは約3分でした。

今回の例では、トラベルルールがあっても送金時間に大きな差はありませんでした!

 

BINANCEからbitbankに送金してみた!

 

海外取引所のBINANCEから国内取引所のbitbankにも送金してみました。

 

各手順を画像付きで解説していきます。

 

bitbankのアドレスを確認する

 

アカウント画面から「入金」をクリックします。

入金したい仮想通貨を選択し、表示されたアドレスをコピーしておきます。

 

仮想通貨を送金する

 

BINANCEにログイン後、右上の①「ウォレット」を選択し、②「ウォレット概要」をクリックする。

 

 

ウォレット概要が表示されるので、右上の③「出金」を選択する。

 

 

④「通貨」でXRPを選択する。

⑤「アドレス」⑥「MEMO」にbitbankでコピーしたアドレスとタグを張る。

⑦「金額」に送金額を入力し、問題なければ⑧「出金」をクリックする。

 

その後、ワンタイムパスワード・電話番号認証・メールアドレス認証を実施し、送金できます。

 

BINANCE側での送金時には、トラベルルールによる受取人情報の確認はありませんでした!

 

 

まとめ

 

今回は、2022年4月1日より施行されたトラベルルールの概要と送金手順について紹介しました!

 

ポイント

  • トラベルルールとは、送金時に受取人の情報を一部公表する必要があること。
  • bitabankからBINANCEへの送金には、トラベルルールが適用される。
  • BINANCEからbitbankへの送金には、トラベルルールが適用されない。

 

トラベルルール施行により送金が難しくなるのでは?と思っていましたが、自分自身に送金する場合は全く問題ありませんでした。

今後送金する時にはこの記事を参考して、焦らず受取人情報の入力をしてみて下さい!

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